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実績紹介

宇都宮駅西口のビジネスホテルの開発

三和不動産株式会社では、ポートフォリオの一部として宇都宮駅前にビジネスホテルを保有しています。
その投資戦略などについて、公開可能な範囲内で事例として紹介いたします。

宇都宮駅前を選んだ理由

私たちのグループは、国内の繊維業界が大変な盛り上がりを見せた昭和バブルのころ、宇都宮駅前の本社を構えて総合卸業を営んでいました。今でこそEC化やオンラインでの商談も増えていますが、当時は県外から電車で買い付けに来るお客様も多かったと聞きます。

下記のデータは、宇都宮駅前の地価の推移を記したものになります。
最近でこそアベノミクス以降の日経平均株価の上昇に相関してやや戻してきているような印象がありますが、2000年以降長らく平成不況の煽りを受けてきた地域でもあります。


(出展: https://tochidai.info/area/utsunomiya/)

しかしながら、宇都宮駅は北関東の交通の要所として知られており、乗降客数の面で言えば日本有数の立地であるのはご存じでしょうか?統計情報リサーチで公開されている情報によれば、JR東日本宇都宮駅の1日の平均乗降客数は7万6648人だそうです(2022年9月時点)。
また、宇都宮市は有数の観光スポットである日光を訪問するにあたって経由地となることが多く、2009年時点のデータではありますが旅客収入額はJR東日本で第13位という情報もあります(出展: wikipedia)

そこで、土地の価格や需給ベースでの検討を行った結果、宇都宮駅前のビジネスホテル開発は中長期的に安定したキャッシュフローを創出できると判断し、参入することを決定しました。

2020年の新型コロナウイルスの流行は想定外の出来事でしたが、2022年時点では客室稼働率は非常に高い水準で推移しており私たちの50年の業歴の中でも指折りの成功プロジェクトであったと言えるでしょう。

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