栃木県内の老人ホームの開設
当社では、これまで栃木県内での老人ホームの開設に携わりました。その背景などについて、公開可能な範囲内で事例として紹介致します。
開設背景
当老人ホームは、比較的高齢である当社の代表が身をもって高齢者向け施設のニーズを強く感じたこと、また、社会貢献したいという思いから老人ホームの設立に至りました。
子供たちが親元から離れた後、孤独や寂しさを感じる高齢者の方々に、友達作りや楽しい時間を提供する場として、老人ホームの存在は非常に重要です。
実際に近年、高齢者の一人暮らしによる「孤独死」が社会問題として多く取り上げられています。東京都監察医務院が公表している東京23区内の孤立死者数は、2003年は1,451人でしたが2015年には3,127人に倍増しています。孤独死者を年齢別に見ると、男性は「60代後半」と「70代前半」、女性は「80代後半」がピークです。男性は定年を迎えた直後、女性は、夫に先立たれるなどの理由で「80代」から一人暮らしになることが多く、年齢が高くなるほど、孤独死が増えていきます。
このような課題を解決するためにも、高齢者が社会との接点を持つように働きかけることはとても大切です。
私たちは、全ての高齢者が社会から孤立することなく、老後も楽しい人生が送れる世界を作りたいと思っています。この老人ホームを通して、再び青春時代のような楽しい生活を取り戻し、一生を青春のように過ごせるようにサポートすることが私たちの願いです。
経験豊富で思いやりのあるスタッフが、高品質なケアを提供し、住民一人ひとりが最高の暮らしを送れるよう尽力します。
施設について
当施設は、高齢者の視点に立ち「おしゃれで楽しい空間」を作ることに注力しています。
内部設計から外観まで、高齢者の方々が快適に過ごせるよう、美しく機能的な空間を提供しています。当社との長年の関係性のある設計事務所と協力し、高齢者の方々が心地よく、楽しく過ごせる空間を実現しました。
おわりに
当社のポートフォリオの一部である老人ホームについてご紹介しました。
今後も、地域の課題を把握し、地域の皆様がより豊かな暮らしを実現できるよう、新しいサービスや施設の開発に取り組んでまいります。