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新種のいちご「とちあいか」とは? その特徴を解説します

いちごといえば栃木県。数ある品種の中でも特に有名なのは「とちおとめ」ですが、近年新しく誕生し、とちおとめに続く人気品種として話題となっている「とちあいか」はご存じですか?

今回はそんな彗星のごとく現れた新種のいちご・とちあいかについてご紹介いたします!

目次
新種のいちご「とちあいか」とは? とちおとめとの違いはこちら
とちあいかの味の評判は? 甘味や酸味はとちおとめと違う?
とちあいかの値段は? ネットで買えるECサイトはこちら
とちあいかが食べ放題!? オススメのいちご狩りスポット
【まとめ】とちあいかは栃木県で研究開発された新種のいちご! 今後はとちおとめを超える可能性も

新種のいちご「とちあいか」とは? とちおとめとの違いはこちら

とちあいかは、栃木県として10番目となるいちごのオリジナル品種として誕生。

現在の主力品種である「とちおとめ」と並ぶ、あるいは「とちおとめを超える品種になって欲しい」との思いから開発されました。

2011年、栃木県農業試験場いちご研究所で「栃木32号」と「09-48-5」の交配によって誕生したのち、2018年に品種登録が申請され、品種登録を待たず2019年から出荷が始まりました。

出荷当時は名称が決まっておらず、「栃木i37号」と呼ばれていましたが、購入者投票によって「あまね」「えみか」「とちあいか」「とちあかり」「とちまる」「とちれいわ」の中から投票が行われ、最終的に「とちあいか」が採用されるにいたります。

とちあいかの名前の由来は、「とちぎのあいされるかじつ」を略してとちあいかになったのだそう。

なんとも可愛らしいネーミングですね。

とちおとめとの違いですが、とちおとめは業務用と一般消費用があるのに対し、とちあいかは基本的に一般消費者をターゲットとしています。

さらにとちあいかはとちおとめよりも実が硬いことから、関西や海外といった遠方への出荷も検討されているのだとか。

出荷時期や収穫量にも違いがあり、とちおとめの出荷時期が11月下旬ごろから始まるのに対し、とちあいかは10月下旬から出荷可能で収穫期間も長く、とちあいかの方が収穫量が3割ほど多いです。

またとちあいかは、とちおとめがかかりやすいとされる「萎黄病」に耐病性があり、天候の悪い年にも育ちやすいという特徴があるためとちあいかを生産する農家は年々増えているのだそう。

そして最近、栃木県の地方新聞である「下野新聞」でも、栃木県がいちご生産量日本一を維持することを目的として「とちあいかの生産量の割合を現在の1割から8割にへ大幅に増やす戦略を打ち出した」と報じています。
(参照記事:https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/648714

この記事にあるように、今後もとちあいかの人気はますます高まっていくことでしょう。

とちあいかの味の評判は? 甘味や酸味はとちおとめと違う?

2018年に品種登録され、2019年から出荷が始まった期待の新星とも言えるとちあいかですが、実際に食べた方の評判はどうでしょうか?

SNSで実際に食べた方の口コミを見てみると、「とちおとめは酸味がなく食べやすい」「大きくてとても甘い」「味が濃くて美味しい」との声が。

とちおとめと味を比較すると、以下のような特徴になります。

とちおとめは甘さと酸味のバランスが良く、練乳やスイーツなどと合わせて食べられることも多いのに対し、とちあいかはそれだけでとても甘いので「練乳なしで十分美味しい!」との声がありました。

個体によっては糖度が25度に達するものもあるのだとか。

他の品種に比べて、強く甘い香りがするのも特徴です。

またとちあいかは味や匂いだけでなく、その形も特徴的。

見た目は濃い赤色でまんまるとした綺麗な三角形なのですが、半分に切ると断面がハート形に。

ヘタの部分がくぼんでいるためこのような形になるんだそうですが、「インスタ映えする」とSNSでも人気を集めています。

とちあいかの濃厚さを活かした激甘パフェやジェラート、タルトなど甘党の方にはたまらないスイーツも続々誕生しているようです。

とちあいかが出荷され始めるこれからの季節、クリスマスケーキやバレンタインのお菓子作りに使用するのも良いかもしれませんね。

とちあいかの値段は? ネットで買えるECサイトはこちら

気になるとちあいかの値段ですが、多少幅があるものの、相場は1パック700〜1000円ほどで売っているところが多いようです。

こちらは主に地元のスーパーや産直市場、道の駅などでの販売価格です。

とちおとめが1パック300〜600円ほどで売られているのに対し、贈答用に用いられることの多いプレミアムいちごのスカイベリーが2000〜3000円ほど。

とちあいかは安すぎず高すぎず、その中間といった立ち位置ですね。

とちあいかがネットで買えるECサイトは以下のリンクから。

・九州屋plus+ online
https://www.kyusyuya-plus.com/products/2022

こちらのサイトでは1パック(250g)1620円から購入できます。
まずは1パックで味見してみたい、他のいちごを別に購入して食べ比べしたい、という方にオススメ。

送料は3240円以上で無料になるので、他のいちごだけでなく野菜や果物と合わせて購入するのも良いですね。

・栃木県 渡辺さんちのTちゃんいちご(楽天市場)
https://item.rakuten.co.jp/sanchokudayori/1151112001/

もう少したくさん食べたい、という方にはこちら。
不揃いのL〜特大サイズのとちあいかがびっしり詰まったパック(600g)を3300円で購入できます。

その日その日に採れたいちごの中から、規格以上の大きなものを選別し、美味しいいちごの条件である色艶、香りの良いものがぎっしり詰められています。

送料が無料なのも嬉しいですね。

・贈答用 Tちゃんいちご(楽天市場)
https://item.rakuten.co.jp/monmiya/70005606/

上記でご紹介した農家さんの贈答用のとちあいかになります。
こちらは一番人気サイズのホール詰め(700g)3980円です。

「甘くて美味しい」「大きくて形が綺麗」とひと際評判を呼んでいるこちらのいちご。

輸送による傷みを軽減する安心のイチゴ容器と、高級感のある黒のパッケージが高級感をより一層高めます。
大切な人への贈り物にいかがですか?

・【ふるさと納税】いちご4種食べ比べセット(楽天市場)
https://item.rakuten.co.jp/f092142-sakura/8852-30045913

「栃木県のオリジナルいちごを複数食べ比べしてみたい」という方にはこちらがオススメです。

栃木を代表する「とちあいか」「とちおとめ」「スカイベリー」「ミルキーベリー」の4種類を食べ比べできる上、ふるさと納税(栃木県さくら市)を利用することができます。

こちらも送料は無料です。

とちあいかが食べ放題!? オススメのいちご狩りスポット

少々高価なとちあいかですが、「お腹いっぱい食べてみたい…!」そんな方にオススメなのが、とちあいかを思う存分食べられるいちご狩りです。

数ある栃木県のいちご狩りスポットの中でもぜひ訪れてほしいスポットはこちら。

・いちごの里

いちごの里は、栃木県小山市に位置する観光農園です。

いちごの他にもさくらんぼやモモ、ブルーベリーなどのさまざまなフルーツ狩りを楽しむことができます。

いちご狩りはとちあいか・スカイベリー・とちおとめ&ミルキーベリーの四種類。
時期によって料金が異なりますが、30分食べ放題で2000円前後・完全予約制となっています。

・福田いちご園

宇都宮市にあるいちご農園、福田いちご園。

近くには『ろまんちっく村』、『宇都宮市冒険活動センター(子供の森)』など観光施設があることから、家族連れが多く賑わいます。

こちらの園ではとちあいか・とちおとめ、そして数種類の食べ比べもできちゃいます。

料金はこちらも30分2000円前後(時期により変動)で、事前予約制です。

・日光ストロベリーパーク

日光ストロベリーパークは、観光地の多い日光・鬼怒川からのアクセスも良い観光農園です。

こちらの農園ではとちおとめ・スカイベリー・とちあいか・紅ほっぺのいちご狩りを楽しむことができます(いちごの品種は生育状況次第とのこと)。

こちらも30分2000円前後で、事前予約は必須ではありませんが、予約優先となります。

日光・鬼怒川の観光をかねて日光ストロベリーパークでいちご狩りを楽しむのも良いですね。

【まとめ】とちあいかは栃木県で研究開発された新種のいちご! 今後はとちおとめを超える可能性も

いかがでしたか?
今回は栃木県で研究開発された期待の新星・とちあいかについてご紹介しました。

とちあいかはその味わいや見た目の可愛らしさだけでなく、病気や遠方への輸送に強いこと、また出荷時期が早く、収穫量が多いことからも生産が拡大している品種です。

栃木県がとちあいかの生産量を増やす戦略を打ち出しているため、もしかすると今後はとちおとめを超える主力品種へと成長するかも知れません…!

とちあいかが主に販売されているのは栃木県内のスーパー、産直市場、道の駅などですが、今はネットのECサイトでの販売も拡大しているため手軽に購入することができます。

栃木県への観光を考えている方は、いちご狩りで思う存分とちあいかを味わうのもオススメです。

これからますます人気が高まりそうなとちあいか。ぜひこの機会に食べてみてくださいね。

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